田舎の実家の玄関の段差縮小工事

0000036109
毎年、盆と正月は田舎の母に会いに帰省する。

実家はいわゆる「農家」造りであるので

玄関が裕に6畳はある。

「農家」は田植えの時期には

近所の人と共同で手間返しの風習がある。

田植え作業をその地域で順番で行うのである。

そのため各農家は、手伝ってくれた人に昼ご飯を出す。

腰まである長靴を履いたまま、

昼ご飯を食べるので玄関の6畳がダイニングになる。

そして縁側は椅子に早変わり。

そのため入口と縁側の高さは一尺五寸45cmある。

元々玄関の土間と縁側の框の間に段板が一段あり

土間から縁側に上がるまで22.5cmの2段の階段だった。

一昨年の正月帰省した時この段差の変化に気が付いた。

写真と同じくらいの段板を22.5㎝の段のあいだに

もう一段づつつけて段差12.5㎝の

4段の階段にしてあるのだ。

介護リフォーム業者が営業に来たので頼んだらしい。

「階段ばかりの玄関はうっとうしいな。」とちょっと思ったが

「母が良ければそれでいいんだ。」と思って

大して気にも留めていなかった。    

ところが、今年の盆に帰省した時には、

実家の玄関からその段板は消えて元の2段になっていた。

そうか、高齢者のADL(日常生活動作)をよく熟知しないと

折角行った工事をやらない方がよかったと

いうこともあるのだと思った。

その段板はまたいつか使うことがあるかもしれないと

押入れの中に保管してあるらしい。