ネットの記事で、「日本で一番有名な建築士」と書いてあった。
姉歯秀次1級建築士である。
2005年に日本を震撼させた「耐震強度偽装事件」である。
建築会社の「ヒューザー」小島進社長の命令で
耐震強度をごまかして設計を行い、
かつ「ヒューザー」はごまかしたことを知りながら、
マンションの販売を続け、
それは「詐欺だ」という事件に発展し、
事態を重く見た当局は2006年4月姉歯を逮捕。
姉歯の妻は姉歯の逮捕前にマンションから
飛び降り自殺をしたという事件にまで発展した。
しかし、この建築工法「姉歯ジェンガ工法」は
一部の建築会社には
熱狂的に支持された。とネットの記事。
そして2008年から建築士講習が始まったのである。
ところでこの講習を受講する一級建築士、
いったい何人いるんだろうか?
この講習が始まった平成20年から
次回更新までの3年間に建築士講習を受講した
1級建築士は54000人、
その間に新たに1級建築士の資格を得た人は13000人、
計6万7000人くらいが実際に
1級建築士の業務に従事していると思われる。
もっとも登録者数は34万人らしいが
廃業や死亡により実際の就業者数は
登録者数の2割と言う事らしい。