サイバーダイン社の作業支援HALが
大手建設会社の作業員用に採用されるというニュースが
載っていた。
今年の夏 つくばのサイバーダイン社に
HALの実物を見に行った私は、
「腰や下肢を保護し人間の作業能力アップの
支援ロボットである。」
と確信していたので
とても良いことだとちょっといい気持になった。
他方、コンピューターが碁の名人に勝つとか
大手通販会社のアマゾンの倉庫内の商品検索指示系統の
トップにAIが取り入れられ
5秒単位で作業員を管理し一定時間
に一定の作業の出来ない人は
その週末に解雇されるというニュースが
少し前出ていた。
銀行のATM端末や飛行機の離着陸など
実際の生活にコンピューターは欠かせないものとなっている。
が、
「技術的特異点」をすぎたテクノロジーは
また別の世界を作ってしまうようだ。
以下のような変革があるとされる。
①人工知能の方が人間より賢くなる。
②人工知能が人間の代わりに技術研究や実験を行う
③人間の脳を完全にデジタル化できる
④医学の進歩により人間を不老不死にできる
⑤人間の仕事が人工知能に奪われ失業問題が起きる。
など。
実験用にラットやマウスを焼いたり脳に電極を入れたりした
人間は今度はコンピューターに
実験用の動物に使われる時代が来るような気がする。
死にたいと言う人間の欲望は、永遠にかなえられない、
何せ不老不死の肉体を手に入れるのだ、人類は。
はたして幸せって何なのだろうか?
サイバーダイン社が作ったHALで
介護支援や作業支援をしてくれるロボット=コンピューター
程度の進歩で人工知能の開発は止まった方がいい
ような気がする。
まかり間違ってもAIのするチェスの駒が
人間になる日が来ないことを祈るばかりだ。